3冠牝馬スティルインラブが死亡


03年に牝馬3冠を達成したスティルインラブ(牝7)が2日午前7時、小腸の腸重積のため、繋養されていた北海道日高町の下河辺牧場で死亡した。

 同馬は7月25日に急激な腹痛を起こしたため、三石のNOSAI日高三石家畜診療センターにて診察。小腸ねん転と診断され、開腹手術がなされたが、28日に再び腹痛を起こし2度目の手術。その後順調に回復していたが、1日20時頃に三たび腹痛を起こし、2度の手術で体力も落ちており、残念ながら永眠した。

 同馬は父サンデーサイレンス、母ブラダマンテ(その父Roberto)という血統。半兄に96年ラジオたんぱ賞(GIII)を制したビッグバイアモン(父バイアモン)、従妹に今年のオークス(GI)を勝ったローブデコルテ(牝3、栗東・松元茂樹厩舎)がいる。

 02年11月のデビュー戦(阪神・芝1400m)、紅梅S(OP)と2連勝し、03年チューリップ賞(GIII)2着から臨んだ桜花賞でGI初制覇を果たすと、続くオークスも快勝。プラス22kgで出走した秋緒戦のローズS(GII)こそ5着に敗れたが、秋華賞(GI)を制して86年メジロラモーヌ以来17年ぶりとなる牝馬3冠を達成。同年のJRA最優秀3歳牝馬に輝いた。しかしその後は低迷が続き、05年府中牝馬S(GIII)17着を最後にターフを去った。通算成績16戦5勝(重賞3勝)。

 06年に繁殖入り。今年2月20日にはキングカメハメハを父に持つ牡馬が誕生していた。
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