アストンマーチャン 復帰Vへ全力疾走


サマースプリントシリーズ第3戦「北九州記念・G3」(12日・小倉)、今年の桜花賞で“3強”とうたわれた馬は、それぞれ別々の路線を歩むことになった。アストンマーチャンは、サマースプリントシリーズ第3戦で満を持して始動する。桜花賞以来の実戦になるが、栗東坂路の気配は良好。順調な仕上がりを見せている。ハイレベルと言われる、今年の3歳牝馬勢でもトップクラスの実力の持ち主。復帰初戦からエンジン全開で突っ走る。
 回転の速いピッチ走法。アストンマーチャンが選択したのは、持ち味のスピードをフルに発揮できる設定だった。サマースプリントシリーズ第3戦、重賞3勝馬が南国のスピード勝負で新たなスタートを切る。
 桜花賞7着後は宮城県の山元トレセンで英気を養い、7月4日に栗東へ戻ってきた。帰厩当初は「少し馬体が寂しく見えた」と振り返る上田助手だが、カイバをきっちり食べることで馬体は丸みを帯びていく。今では腹構えがしっかりして「より一層、スプリンターっぽくなってきた」と言わしめるほどになった。
 1週前追い切りは、栗東坂路で4F51秒1-37秒1-12秒5の好時計。相変わらず坂路では速いタイムが出る。だが、休養前に比べて乗り心地は随分変わっているという。「以前のように頭を振ったりしなくなっている。乗っている側からすれば、コントロールしやすくなっていますね」。気の強さが長所でもあり、短所でもあったマーチャン。精神面が成長したことは非常に大きな収穫だろう。
 復帰戦は小倉の芝千二百メートル。昨年の小倉2歳Sで初タイトルを手にしている。「平たん、小回りで距離もいい。言い訳の利かない条件」と気を引き締める。天性のスピードを生かせる思い出の舞台に「初の古馬相手がどうか」と実績馬の底力を警戒したが、「崩れたのは桜花賞だけ。いつも一生懸命走ってくれる」と“全力疾走”を約束した。
 主戦の武豊が海外遠征中ということもあって、今回は岩田の手綱に。主戦場とする北海道からスポットで駆けつける。サマージョッキーズシリーズでは現在7ポイントで7位タイ。首位をひた走る後藤とは7ポイント差で、まだまだ射程圏内だ。人馬ともに、南国のスプリント戦はさらなる飛躍の場となる。
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